
たかぴです。マツダがMAZDA 3の一部改良&特別仕様車を発表しました。MAZDA3は改良されるたびに少しずつよくなってますが、今回の一部改良&特別仕様車で、個人的にやっと「みんなMAZDA3はいいクルマだぞ〜、買え〜」と言えるレベルに仕上がったと思っています。11月下旬発売予定です。


MAZDA 3&CX-30、一部改良の気になる中身

- e-SKYACTIV X搭載車のアクセルペダル操作力の最適化。加速フィールとエンジンサウンドの改善
- テールランプをCX-30と同じ「ディミングターンシグナル」に変更
- 新外板色「プラチナクォーツメタリック」追加
- セダンに「ポリメタルグレーメタリック」追加
- CX-5で設定される特別仕様車「Black Tone Edition」が追加
といった具合。注目は、アクセル踏力に合わせた加速フィールの改善の部分です。
2020年11月の改良で、SKYACTIV-Dの馬力が118psから130psに改善していました。この際にエンジン制御も改善した加速フィールがよくなっていました。
同時に、e-SKYACTIV Xも馬力が180psから190psに、トルクが224Nmから240Nm(24.5kgm)になっていたんですが、「まだまだ加速感が足りない」という声が多かったのだと思います。SKYACTIV-Dより馬力はありますが、加速感も燃費もSKYACTIV-Dのほうがよく、e-SKYACTIV Xをわざわざ選ぶ理由は無かったので。
プラチナクォーツメタリックは日本車で最高の色

というわけで、e-SKYACTIV Xがチューニングされた……というのが今回の改良の目玉なわけですが、たかぴ的には「プラチナクォーツメタリック」の追加が非常に大きいです。
CX-8で初めて追加された色ですが、もうこれが美しくて美しくて。初めて見た時に一目惚れし、今でも素晴らしい色だと思っています。たまに街中でプラチナクォーツメタリックのCX-8が走っているのですが、美しすぎてうっとりします。
これが、ただでさえ美しいMAZDA 3とCX-30にも設定されるとあっては、もうこれは買うしかないでしょう。
MAZDA 3とCX-30、どちらがいいのか

街乗りでは、CX-30のほうが一般的にはいいと思います。理由は、CX-30のほうが多少車高が高く、サスペンションのストロークに余裕があります。そのため、路面の細かい凹凸(アンジュレーション)の吸収がMAZDA 3より上手な印象があります。
ただ、MAZDA 3もCX-30も非常にフロントヘビーなクルマです。MAZDA 3のセダンが前後重量配分のバランスがとれているので、ハンドリング面で見るとMAZDA 3セダンが一番いいですよ……となります。
どっちもいいクルマです。
MAZDA 3 & CX-30のおすすめグレード
おすすめ① 1.5ℓガソリンモデル
1.5Lガソリンモデルは鼻先が軽く、軽快なハンドリングを楽しめます。エンジンが軽いので、前後重量バランスが整っているのが理由です。ちょい乗りが多いユーザーはガソリンモデルがおすすめです。CX-30には1.5Lガソリンモデルがないので、2Lガソリンモデルを選ぶといいでしょう。
ディーゼルモデルやe-SKYACTIV Xと比べて燃費は多少悪いですが、燃費の差では取り返せないくらい車両価格が安いのも○。
MAZDA 3 15S Touring 231万5989円(税込)
CX-30 20S Proactiv 239万2500円(税込)
おすすめ② 1.8L ディーゼルモデル
2020年の改良を受けて、たかぴのおすすめグレードに加わったのが1.8Lディーゼル車。今回加わったBlack Tone Editionは人気装備がしっかり付いているのでコレを選ぶといいでしょう。あ、もちろんボディはプラチナクォーツメタリックで。
MAZDA 3 XD Black Tone Edition 283万8000円
CX-30 XD Black Tone Edition 293万7000円

それにしても、ほんとマツダ車って買い時が難しいですね。こうも重要そうな改良を毎年やられてしまうと、ほんといつ買えばいいのかわからなくなります。