たかぴです。
α7 IVが発表されましたね。日本でも発売されるようです、というかされるでしょう。価格も28万円〜30万円くらいかと予想しますが、もうちょっと高いかもしれませんね。
先週VLOGCAMを買ったばかりなんですよ私。α7 IVの内容が魅力的だっただけにちょっとショックです。もうちょいVLOGCAM買うの待てばよかった。
α7 IIIから順当に進化したα7 IVのスペック

詳しいスペックはこちらから。
画素数は2420万画素から3300万画素に上がりました。高精細にはなりますが、その分1画素あたりの光量が減るので、明るいレンズを使ってあげたいですね。
BIONZ XRエンジンが搭載されたことによる基本スペックの向上がデカいです。AF性能の向上、動画のビットレートが最大600Mbps、メモリーカードへの書き込み速度向上などなど。冷却機能も強化されているので、動画も長時間の撮影が可能ですし、これ1台あればなんでもある程度いけちゃうカメラに仕上がってます。
発売は日本でも2021年12月ごろ?

アメリカでは2021年12月発売で既に予約を受付中です。価格はボディ単体が2499.99ドル、レンズキット(28-70mm、F3.5〜5.6)が2699.99ドルです。
日本も同じく、2021年12月発売を予想します。年末ボーナス商戦までには間に合わせたい筈です。ただ、半導体不足が深刻なので、予約開始にとどまるかもしれません。
写真も動画もいけるけど、極めるならそれぞれ別のカメラがいいかな



動画に特化するなら、やはりα7S IIIやFX 3といった機種を選ぶほうがいいでしょう。1200万画素フルサイズセンサーのおかげで非常に明るく撮れますし、それ以上の画素数は動画には今の所必要ないでしょう。4K 120pのスローモーションもα7S IIIやFX 3なら撮れますが、α7 IVは4K 60pまでです。
写真も、連射ならα1、画素数ならα7R IVといった形で、上位スペックの機種があります。α7 IVはα7 IIIやα7 Cよりはいい写真、動画が撮れる感じです。
α7 IIIよりは高くなるだろうけど、スペックを考えると良コスパ

とはいえ、プロでもない限りα7 IVが1台あれば写真も動画も3〜4年は戦えそうなスペックです。
α7 IIIが22〜24万円くらいなことを考えると、α7 IVはこれより5〜6万円は高くなりそう。ただ、写真と撮影の両方をそつなく高いレベルでこなせるということを考えると安い気がします。
フルサイズ入門機の役割はα7 Cが担うことになりそう


なんだよ、α7 IIIの後継機なのに30万近くしたらもう入門機じゃないじゃん! と思う人もいるでしょう。
フルサイズ入門機はα7 Cと、しばらく併売されるであろうα7 IIIが担うことになりそうです。この2台もまだまだ現役で活躍できるスペックですから。
既にα1を持っているような人には必要ないでしょうし(美顔効果やアクティブ手ブレ補正が欲しいなら別)、もうα7 IVは価格を見てもスペックを見ても入門機じゃないですね。中級者向けのスペックアップ機です。

α7 IV主要スペック
- センサー:フルサイズ裏面照射型CMOSセンサー
- 写真解像度:有効画素数3300万画素 アスペクト比3:2
- アンチダストシステム搭載
- バリアングル液晶
- 対応画像フォーマット:JPEG、HEIF、RAW
- 対応動画フォーマット:XAVC S: MPEG-4 AVC/H.264, XAVC HS: MPEG-H HEVC/H.265
- 4K 60p、FHD 120p対応
- USB Type−C充電対応
- サイズ 131.3 mm x 96.4 mm x 79.8 mm
- 重量 658g